Google I/O 2014 準備編 - モバイル通信用SIM
前回はGoogle I/Oに行くにあたって最低限の準備について書きました。しかし、モバイルのインターネット環境もあったほうがいいので今回はサンフランシスコで使用するSIMの購入について調べます。
次の4つの条件を満たすようにしたいと思います。
- 端末は持ち込むのでSIMだけ買う
- 通話はほとんど使用しないと思われるのでデータ通信のみでもいい(緊急時は日本で使用しているSIMを海外ローミングで使用する)
- docomoのAndroid端末が使えた方がいい
- できれば日本で準備を済ませたい
キャリア選択
こちらのブログがアメリカのモバイルに事情に関して詳しいので参考にさせて頂きました。
アメリカより 携帯・モバイル・流通業ITブログ By A Yoshida
http://www.blogfromamerica.com/
アメリカのモバイル通信の会社としてまず思いつくのは次の3つの会社です。
- AT&T
- T-Mobile
- Verizon
まず、「アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数(http://www.blogfromamerica.com/wp/?p=14)」を参考にして、持ち込もうとしているdocomo端末にSIMを挿して使用できるかどうかを3社から調べます。
対象端末の対応周波数は、3G(800MHz, 850MHz, 2000MHz)、LTE(800MHz, 1500MHz, 2100MHz)です。3Gについては、docomoの通信方式はW-CDMA方式(UMTS方式)ですので、通信方式がCDMA2000のVerizonは使用できません。3Gを利用する場合は、850MHzが一致しているAT&Tしか選択肢がないようです。また、LTEについては、3社とも対応していませんでした。
AT&TのSIMカードを購入して最初は3Gを使い、Google I/Oで端末プレゼントされたらそれに挿してLTEで使えるぜっていう妄想もしましたが、素直に会社のNexus5等を持ちだした方がいいような気がしてきました。。
とりあえず今回は、自分の端末でも使える(3G限定ですが)AT&TのSIMにしたいと思います。
SIM事前準備
SIM購入
ということで、AT&Tのプリペイドmicro-SIM(SKU 72290)を購入しました。価格は、Amazon.co.jpで約1,200円でした。ebay.comだと送料込みで800円の所もあるようです。プリペイドSIMと言っても通話・通信料は含まれていません。SIMをアクティベート後に、料金プランを選択します。
切り離す前のSIMカードです。
docomoのmicro-SIM(ピンク)との比較です。左がAT&T、右がdocomoです。AT&TのプリペイドSIMは、docomoと較べてIC部分が狭いです。
プラン選択
AT&Tのプリペイドには、GoPhoneという商品があり、Smartphone用、Tablet用、Mobile Hotsot(Wifiルータ使うの)用のプランがあるようです。
Smartphone
http://www.att.com/shop/wireless/gophone-plans.html
Tablet
http://www.att.com/att/gophone-tablet/en/index.html
Mobile Hotspot
http://www.att.com/att/gophone-mobile-hotspot/en/index.html
データ通信のみを単体で使用することを想定したTablet用のプランが安いので、その中の30$のプラン(30日間有効、通信量3GB込み、それ以降は500MB毎に10$)に決めました。
アクティベート
SIMをアクティベートして有効にした後、金額をチャージするとデータ通信することが出来るようになります。SIMのアクティベートを行ってから26日以内にチャージを行わないとそのSIMは使用することが出来なくなってしまうので注意が必要です。
アクティベートは、次のURLから行います。
Let’s Activate Your Device
https://www.wireless.att.com/activations/
アクティベートでは、主に次の情報を入力しました。
- SIMカードに記載されているICCIDを入力
- Service ZIP Codeと現地で使用する端末のIMEI番号を入力(Service ZIP Codeは、そのSIMをよく使用する場所のZIP Code)
- メールアドレスの入力
- プランの選択
チャージ
アクティベート後、そのままクレジットカード等でチャージすることが出来ます。すぐにチャージしない場合は、後でAT&T Payment Center (https://www.myprepaidrefill.com/MobilityUSWeb/)からチャージすることも可能なようです。アカウント管理(https://www.paygonline.com/websc/index.jsp)からチャージしようとしても、ログインするためのパスワードがSMSで送信されてくるので現地に行ってからでないとログイン出来ないので注意が必要です。)
私は、後でAT&T Payment Centerからチャージを行いました。
クレジットカードの明細で「VESTA * AT&T」から30$の請求が来ているので、現地でSIM挿してAPNを設定すれば大丈夫なはず。。
以下、GoPhoneのSIM購入からチャージまでの注意点です。
- 端末に合うSIMと購入するSIM大きさを間違えないこと
- アクティベート後、26日以内にチャージしないとSIMが無効になる
- 有効期限のあるプランの場合、チャージするのが早過ぎると帰国するまでに有効期限がきれるので注意
- アカウント管理(https://www.paygonline.com/websc/index.jsp)は、パスワードがSMSで送られてくるので現地でSMSを受信するまで使えない
※2014/7/1追記
Google I/O 2014 事前に準備していたAT&T SIMを使う
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