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11月, 2012の投稿を表示しています

Android OS 4.2のPermission Groupの変更点

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Android 4.2がリリースされました。セキュリティ周りの変更点を全て纏めてからブログに書こうと思ってたのですが、下調べを必要とする項目が多く時間がかかりそうなので少しずつ書いていく予定です。 今回あまり開発者には影響ないけれども、タオとしては大きく影響があった項目は、パーミッションが所属するパーミッショングループが増えた事。今まで12個だったグループが24個になりました。 tSpyChecker も変更しなければいけないし、なんといっても Android Security本 は、このパーミッショングループ毎にパミッション説明をしているので、うぐぐといった感じです。 詳細の前にまとめ COSTMONEYグループに所属するパーミッションがなくなりました。 COSTMONEYグループは、「お金が発生するパミッションを入れる」ということで、CALL_PHONEやSEND_SMSが所属していましたが、CALL_PHONEてPHONE_CALLグループ的じゃない?SEND_SMSってMEDDAGESグループ的じゃないか?という議論があったかはしらないですが、今後お金が発生するグループが出てくるとごちゃごちゃするからでしょう、パーミッション側にpermissionFlagsが追加され、そこにcostsMoneyが付いていると、お金が発生するパーミッションという事になりました。 これで、何かの具体的な意味はなくなり、パーミッショングループは只の情報でしかなくなりました。 permissionGroupFlagsが追加されました。 permissionGroupFlagには現在personalInfoしかセットできませんが、個人的な情報であるBOOKMARKグループや、CALENDARグループ他に付加されています。 グループアイコンが追加されました PERSONAL_INFOグループは、SOCIAL_INFOとPERSONAL_INFOに分解されました CALENDARグループが新設されたのですが所属しているパーミッションはありません

Android AROのインストールの記事がアップされています。

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ドコモ開発者ブログの方に新しい記事が上がっております。先日 AROの講習会 をしてきました。講習会で話た内容はこのブログの内容を元に作成しましたので、講習会にこられた方は新規性はないですが告知です。 [ARO 第2回]AROのインストール [ARO 第3回]ARO解析 コンテンツの重複検出 インストールの仕方は、特に迷う事はないですが、ARO起動する時にネットワークに繋がっている必要があるので、注意してください。一度起動してしまえばネットワークが切れても問題ありませんが….

Android AROの講習をしてきました。

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AROの記事を、 ドコモ開発者ブログ の方で書いていますが、その関連ということで、本日ドコモさんの勉強会でAROの講習会をしてきました。 第一部は、サーバのセキュリティのお話 第二部は、AROについて といった感じで第二部を受け持ちました。 多分そんなドコモ主催の勉強会しらないよ!それなに?!という方が多いと思いますので、少し説明しますと、ドコモマーケットの方にアプリを出している会社さんを対象とした勉強会になります。(たぶん、タオにもそっち経由で案内きてたので) 今回2回目でして(きっと)、前回もバッテリー持ちを良くするお話があったのですが、今回はそれを具体的にどうやって改善するのかという事でAROツールのご紹介という感じで話させて頂きました。 ちょっと感じたのは、結構人が集まっていて皆さん勉強熱心です。現状の法人に絞って行ってるのはもったいないなぁと。ここで得た情報はNDAの範囲内、範囲外?って思ってしまって、それ確認するのめんどくさいし、まぁ皆さん社会人ですから、確認せずに、あえて口外はしないというロジックになるわけです。 ツイートとかもないですし、そもそも、ハッシュタグないし…(^^ ちょっと寂しい せっかくこのような場を設けて、サービス提供者に有用な情報を発信しているのに、情報が拡散しにくいです。 (ちなみに、私もブログに勉強会の事書いても問題ないですか?と問い合わせをしてから今回ブログ書いてます)(社会人ですから) 多分、最初人集まるかわからないしとりあえず、アクセスしやすい法人の方に通知を出すか?という流れできているとは思いますが、そろそろ一般公開してもいいのではと勝手に思ってます。

Android Nexus Qプログラム最終回

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Nexus Qで動くプログラムの開発第三回です。 NexusQこわれちゃったのでもう開発できませんし 、NexusQのページも消えちゃったし、いまさら感なのですが、最終回です。 イベントの取得と通知 Nexus Q を入力端末としてゲーム開発をするためには、他の Android 端末と Nexus Q の違いを把握しておく必要があります。 一番大きな違いであり、同時に Nexus Q の制約になっているものは、イベントの取得です。 Nexus Q では、次の3つのキーイベントが取得できます。 KEYCODE_VOLUME_UP KEYCODE_VOLUME_DOWN KEYCODE_VOLUME_MUTE 次に、Unity で取得できる キーコードの一覧はこちら です。 Back キーを取得するのであれば、Unity 側で Input.GetKey(KeyCode.Escape) の値を取れば良いだけなので簡単ですが、リンク先のキーコード一覧を見たところ、ボリュームを取得するキーコードはないので、Android 側から Unity 側にキーイベントを確認させる仕組みを作る必要があります。 Artemis では、キーイベントを取得するために、UnityPlayerActivity を継承した Activity を使っています。 そこでの、キーイベントは次のコードに示すような形式で取得しています。 private static final boolean IS_NEXUS_Q;private static boolean isTap = false;private boolean tapCheck = false;static {IS_NEXUS_Q = Build.MODEL.equals("Nexus Q");}@Overridepublic boolean onKeyDown(int keyCode, KeyEvent event) {if (!IS_NEXUS_Q)return super.onKeyDown(keyCode, event);switch (keyCode) {case KeyEvent.KEYCODE_VOLUME_DOWN: // 左回りbreak;case KeyEvent.KEYCODE_VOLUME_UP: //