Android ソフトウェア公開
新しいプラットフォームを調べたり、ソフトウェアを作成するのはとても楽しいが、調査ばかりしているのではなく、何らかの出力(例えば、形として残る物を作成)をする事は非常に大事であると思っている。 ビジネスロジック以外のソフトウェアを完成させる段階で必要な事や、プログラミングとは関連ない事項も多くあり、それを一通り体験することで、そのプラットフォームへの理解も深まり、見えてない部分の発見があり、また次の製品を迅速にリリースする事が可能となる。 従って、新しいプラットフォームで何かをやり始める時は、以下のような事をして、一つの区切りとしている。 1.Hello World プログラム 2.調査 3.役に立つ小さなソフトウェアの作成 4.公開 「役に立つ小さな」というのは、非常に重要で、機能は最小限で最速で作れるようなもの(それでも時間はかかる)、かつ自分が使うようなソフトウェアを作成することで、そのプラットフォームの事を忘れずに引き続きウオッチしていくことができる。 通常3までは、比較的楽しい作業であるが、3から4の段階に持って行くには、どんなに小さなソフトウェアでも多くのプログラミングとは関係のない作業が発生する。思いつくままにあげてみると 1.アイコンの作成 2.画面デザインの作成 3.バージョン番号の決定 4.Aboutダイアログの作成 5.国際化or日本語化 4.テスト(自分以外の人によるテスト) 5.社内ドキュメントの作成(開発環境の構築、引き継ぎ資料) 6.取扱説明書の作成 7.ダウンロード用ウエブページの作成 8.金額決定 9.ライセンスの作成 10.インストーラの作成 まだまだ、とりこぼしがありそうだが、これらの退屈な作業(でも必要な作業)をクリアしていくことで、初めて公開となる。 今回Androidの調査を行っていたが、一区切りするために、以下の小さなソフトウェアを作成した。 年齢早見 機能 西暦-和暦-年齢変換をする 画面