投稿

10月, 2008の投稿を表示しています

Android バージョン番号

イメージ
ソフトウェアを公開するには、バージョン番号を必ず付ける必要がある。 Android用ソフトのバージョン番号の取扱いについてまとめてみた。 http://code.google.com/android/devel/sign-publish.html Androidでは、各アプリケーションは、マニュフェストファイルにバージョン番号を記載する。 このバージョン番号は、Androidによって論理的に意味付をされて使用されないため、自由なルール付けをして設定可能である。 バージョン情報は2つありAndroidManufest.xmlに記載を行う android:versionCode Integer型のバージョン番号。 どのように上げていくかは、開発者に任される。 通常ユーザに見える事はない。 GoogleのAndroid Marketにて、アップグレード情報として使用される android:versionName ユーザが見る事ができるバージョン番号。 Androidによって、アプリケーションのバージョン番号として表示される。 Android Market上で表示される。

Symbian サンプルのBuild

イメージ
SDKをインストールすると、サンプルプログラム(ソースコード)もインストールされています。 サンプルプログラムを動かしてみるには、Buildしなければなりません。 サンプルプログラムは、 インストールディレクトリ\9.2\S60_3rd_FP1\S60Ex にあるので、この中から動かしてみたいサンプルを選びます。 今回は、「Graphics」を試してみました。 まず、Carbide C/C++を起動し、「File」 – 「import」を選びます。 Importのダイアログが出てきますので、「Symbian OS」 – 「Symbian OS Bld.inf file」を選択し、「Next」ボタンをクリックします。 次のダイアログで、bld.inf の場所を指定します。 自分の環境では、C:\Symbian\9.2\S60_3rd_FP1\S60Ex\Graphics\group\bld.inf になります。 ここで気をつけるのは、 Graphics\group ディレクトリに、 bld.inf あることです。 あとは、「Next」ボタンを押して進めます。 プロジェクトが作成されたら、今までと同じようにBuildし、実行してみます。 赤い丸2つと星が動くサンプルができました。 Share on Tumblr Tweet

Symbian お決まりのHelloWorld

イメージ
IDE、SDKとインストールしたので、早速お決まりのHelloWorldを出力するアプリケーションを作ります。 「File」-「New」-「Project」を選択します。 で、「Symbian OS」 – 「Symbian OS C++ Project」を選択して、Next。 次にプロジェクトのタイプを選択します。 選択可能なのは、 今回は、GUIありで、HelloWorldを表示したいと思うので、 「3rd-Future Ed. GUI Application」を選択しました。 あとは、Project名とかを入れながら、Nextで進めていきます。 で、気を付けた方がいい場所。。。 Basic Settingsの画面で、Copyright を入力できるのですが、 改行は入れないようにしてください。 いれると・・・・そのままではコンパイルが通らなくなります。 単にdefine部分の問題なのですが、少しハマりました。 それから、Basic Settingsの画面に、Message textというフィールドがあるので、 今回は、「HelloWorld!」と入れてみます。 あとはサクサク進めて、最後にFinishボタンを押してください。 アプリケーションのひな形ができたはずです。 とりあえず、テンプレートのまま、Buildしてみます。 ビルド方法はいろいろありますが、プロジェクト名を右クリックし、「Build Project」を選択します。 数秒でBuildが完了します。 さっそく動かしてみましょう。 最初の一回だけですが、以下のように実行のための設定を行います。 プロジェクトを右クリックし、「Run As」(または、Debug As)を選択し、「Open Run Dialog」を選択します。 「Symbian OS Emulation」をダブルクリックすると、Project、Process to launchの項目に、これから動かそうとする情報が設定されていると思います。 あとは、Runボタンを押しましょう。 一番上に、プロジェクトにつけた名前が表示されます。 で、オプションから、「Message」を選択してみてください。 画面に「HelloWorld!」が表示されました。 HelloWorldを表示するだけなら、自分の手でプログラミングすることなく出来てしまいました。

社員旅行パンフレット作成の手順について

イメージ
7月に趣味で作成した社員旅行用パンフレットの表紙作成において自分が行った作業について簡単にご説明いたします。 まず作成する上で必要なテーマです。 ・沖縄 ・旅行 ・タオソフトウェア 以下はテーマから自分が連想したものです。 〇沖縄 ・青、緑、やしの木 〇旅行 ・明るめ、楽しみ、期待 〇タオソフトウェア ・青、企業、コンピュータ 連想したものから自分が決めた要素です。 ・カラーとしては青を中心に自然をイメージ ・質感は企業、コンピュータを連想できるもの ・やしの木 ・タオソフトウェアがわかるもの 旅行というよりは企業的な涼しいイメージになりそうです。。。 素材としては 【やしの木】 やしの木は葉っぱが硬そうです。浮いてますし。。機会があれば一から丁寧に作ってみたいです。 【やしの木のマスク】 この画像はやしの木と背景を白と黒で表現しています。後々photoshopのアルファチャンネルなどの機能でやしの木だけを選択したいときに必須となります。 【タオソフトウェアをイメージできるもの】 そのままですがtaosoftwareの立体オブジェクトと太陽を模したオブジェクトを青と緑でコンピュータ&企業っぽく表現しました。 【完成品】 ここで少し旅行の明るいイメージを追加するため、夏の眩しい空を連想できるような調整をしました。ここでの調整でやしの木、背景、の調和に苦労しましたが(やしの木と背景の境が光に当たっているように見えないなど) 作業後の反省 趣味ですが色々と学びました。まず反省としては単純にアートとして背景を作成してしまい、最終的なバランスを考慮して作成していなかったことです。表紙以外の部分や表紙に文字を追加したときなどに生じる調整を甘く見ていました。結果的にもっと想像力を豊かにする必要があると実感しました。 Share on Tumblr Tweet

Symbian エミュレータ

イメージ
SDKをインストールすると、エミュレータも同時にインストールされます。 ただし、インストールしたままの状態では、日本語が使えないので、日本語の表示を可能にします。 手順は以下のとおりです。 スタートメニューより、「S60 Developer Tools」 -> 「3rd Edition FP1 SDK」 -> 「1.0」 -> 「Languages」 -> 「Change to Japanese」 を選択するだけです。 ※SDKによっては別の手順が必要となる場合があります。 エミュレータを起動するには、 「S60 Developer Tools」 -> 「3rd Edition FP1 SDK」 -> 「1.0」 -> 「Emulator」 を選択します。 起動には結構時間が掛かるので、気長に待ちましょう。 起動したら、いろいろ触ってみるといいと思います。 Share on Tumblr Tweet

EXILIM 修理

イメージ
デジカメが壊れた。 壊れたカメラは、EXILIM EX-S770 。買って1年と3ヵ月ぐらい、しっかり保証期間切れ 症状は、電源ボタンを押しても起動せず。電池切れかと思い充電すると、クレイドル側の赤ランプがパカパカと点滅をする。とりあえずそのまま1日ほっといて次の日見てみるも起動しない。 クレイドル上のボタンを押すと、カメラは起動する、んー電源ボタンのあたりがおかしくなったのかなぁと思ったんだが、まぁ、壊れたということで、修理にいくらぐらいかかるのかなと思い調べていたら、 カシオテクノ修理品お持込み受付窓口を発見 http://casio.jp/support/repair/techno1.html 郵送だと、見積もりやらなんやらでめんどくさいなぁと思っていたが、秋葉原に持っていくだけでいいので、昔壊したEXILIM EX-S600もついでにーと思い2台を持って、昼休みに行ってきた。 昔液晶割れで壊したEXILIM EX-S600 今回壊れた、EX-S770 ビルの2Fにあり、少しわかりにくかったが、銀行のような感じで、こざっぱりとしたいい感じ、昼の1時半ぐらで、お客さんは誰もおらず、待ち時間0! 結論として、EX-S770は、電池不良とのこと、保証期間過ぎてるのでお金かかるかなぁと思ったら、なんと無料との事びっくりした。携帯電話会社のおかげで悪いサービスに慣れすぎているだろうけど、窓口のおねいさんも、とても良い対応でした(携帯電話会社の慇懃無礼とは大違い(くどいか)) EX-S600は有償修理で約9千円、この約9千円という値段どんなに壊してもMAX9千円ぽいです。どちらかといえば、EX-S600の方が気に入っていたんだけど、修理は見送りました。 とても満足の行くサービスでした、ありがとうございました。カシオテクノさん。 壊れたから、Lumix F37買おうと思っていてごめんなさい。 Share on Tumblr Tweet

Symbian 開発環境構築(その2)

イメージ
前回のエントリーでは、開発環境のインストールまででしたが、 さっそく、Carbide.c++を起動してみます。 すると、EclipseベースのIDEが起ちあがります。 が、環境によってはエラーが発生し起動できない場合があるようです。 Carbide.c++を起動しようとすると、”JVM terminated. Exit code=-1″ というエラー・ダイアログが表示されて起動することができない状況になります。 この現象が発生した場合の対処方法ですが、 ForumNOKIA のサイトに記載がありました! サイトに記載されている情報を参考にし、iniファイル内の設定を変更すると きちんとIDEが起動しました。 IDEが起ちあがったら、最初にCarbide.c++のアップデートを行います。 「Help」 -> 「Software Updates」 -> 「Find and Install」 -> 「Search for updates of the currently installed features」を選択してください。 これで、開発環境のセットアップができました。 Share on Tumblr Tweet

Symbian 開発環境構築(その1)

イメージ
Symbianの開発環境を作成する際のメモ。 Symbianのネイティブアプリの開発環境として、NokiaがIDEを公開しています。 Carbide.c++というものなんですが、Eclipseをベースとした開発環境で、 ダウンロードは以下のページから行うことが可能です。 Forum Nokia – Carbide Development Tools for Symbian OS C++ なお、4つのEditionがありますが、このうち無償で利用できるのは、Expressになります。 ※ダウンロードしたインストーラにはすべてのEditionが含まれており、インストール時にどのEditionにするのか、選択する形です。 ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラが起ちあがるので、進めてください。 最後まで進めると、ActivePerlとSDKのリンクがブラウザに表示されます。 開発環境を構築するためには両方必要ですので、ダウンロードしてください。 ここで気をつけなければいけないのは、どのSDKを使うかということです。 今年の6月、Symbian Foundationが設立され今後は統一プラットフォーム化されるようですが、 現状では、大きく分けて3つに分類されます。 MOAP(S) ・・・ ドコモ S60 ・・・ Nokia UIQ3 ・・・ UIQ で、MOAP(S)を使いたいのですが、現状ではSDKが公開されていません。。 しょうがないので今回はS60を利用することにして、リンクよりダウンロードしました。 ダウンロードしたファイルは、zipで圧縮されているので解凍します。 解凍した中に、setup.exeがあるので実行してください。 これで、開発を行うための準備完了です。 使ったもの ・Carbide.c++ Express (v1.3) ・ActivePerl (5.6.1.635) ・S60 PlatformSDK (S60 3rd Edition, Feature Pack 1.) Share on Tumblr Tweet

android 学習方法

イメージ
Cとかjavaとか一通りの知識がある物として、最速なandroidの学習方法 1.Android SDKの開発環境をインストールしてみる。 2.エミュレータ等を動かして、なんとなく気分を盛り上げる。 3.WebでAndroidの記事を読みまくる Web上で書かれている内容は、既にブームが去ってしまったのか、古い記事が多い。 古くても参考にはなるが、鵜呑みにしないように注意が必要 一番まとまっているのは、@ITだろうと思う http://www.atmarkit.co.jp/fjava/column/koyama/koyama09_1.html 4. なんとなく理解したら、androidのツール類をいじってみる。 5. プロジェクトを1から作り簡単なプログラムを作ってみる。 http://www.android-ja.net/modules/xpwiki/?hello-android 6. Googleから提供されているNotepadチュートリアルをする。 Notepadチュートリアルは、3章からなっている。日本語翻訳をされている方もいるので、それを読みながら進めるのが良いが、最新の物とは、内容が異なっている。ソース部分は英文(本家)を見ながら進めていくと良い。 本家 http://code.google.com/android/intro/tutorial.html 翻訳 Androidユーザグループ http://www.adamrocker.com/blog/167/how_to_program_android_application.html throw Life http://www.android-ja.net/modules/xpwiki/?tutorial-exercise1 7. Android本を買って読んでみる 8. 英語ドキュメントを読んでみる。 英語でドキュメントがあるとはいえ、新しい物を学ぶ時は、日本語で読んだ方が早く知識を吸収できる。このため多くの翻訳サイトや解説サイトにお世話になりました。先行者に多謝! しかし、現状では日本語での情報では限られているため、ある程度の知識を得たら、英語で情報を探しにいくのが無駄な時間を浪費する事無く知識を得ることができるでしょう。(英語でぐぐる) Share on Tumblr

Android Dalvik Debug Monitor Service (DDMS) その3

イメージ
DDMSは、さらっと流すつもりだったが、andoridのソフト開発をしていたら、偶然Eclipse上でもDDMSが使える事を発見した。 パースペクティブに、DDMSが追加されている。 スタンドアローンのDDMSを起動する機会はなさそうだ。 ブログ内の関連する記事 Android Dalvik Debug Monitor Service (DDMS) Android Dalvik Debug Monitor Service (DDMS) その2 Android Dalvik Debug Monitor Service (DDMS) その3 Share on Tumblr Tweet

Android Dalvik Debug Monitor Service (DDMS) その2

イメージ
アンドロイド DDMSの残りの機能 電話をかけたり、位置情報を送ったり 電話をかける エミュレータコントロール画面から、Telephony Actionsのincomming numberに電話をかける方の電話番号を設定(画面の場合119) エミュレータが電話がかかってきた画面になる。 (番号通知で、119から電話がかかってきている事がわかる) エミュレータの通話ボタンを押すと、電話に出ることが可能

Android Dalvik Debug Monitor Service (DDMS)

イメージ
DDMSとは、GUIで動作するエミュレータ管理ソフトです。 開発時にエミュレータに関して何かをしたいときには、このソフトを使用する事になります。 詳細は、下記URL参照 http://code.google.com/android/reference/ddms.html 代表的な機能 エミュレータのスクリーンキャプチャ スレッドやヒープ情報の表示 ログの参照 エミュレータに電話をかける エミュレータにGPSの座標を送る PCとエミュレータとのファイルのやりとり adbとほぼ同じ機能がかぶっているため、通常はddmsを使用しddmsでは対応しきれないところをadbを使用するといった使い方になる。 個人的に良く使うと思った機能に関して説明します。 画面キャプチャ Device – Screen capture Device Sctreen Captureウインドウが開く、saveボタンを押すとpngファイルとして保存ができる。また、エミュレータの画面を動かしrefleshボタンを押すと、動かした画面のキャプチャができるので、連続して画面キャプチャをするのに便利。

Android ADB

イメージ
Android SDKには、Android Debug Brige(ADB)が付属している。 これは、コマンドラインソフトで、実機やエミュレータの状態を管理するソフトである。 詳細は、 マニュアル を読むとして、代表的(よく使うだろう)機能を紹介する。 アプリケーションのインストール #adb install <hoge_apk> 自分で作成したアプリケーションやネットで配布されているアプリケーションをインストールする。 インストール先は、/data/app/hoge.apk アプリケーションのアンインストール方法は、色々なサイトで、上記ファイルを削除すれば良いと記載されているが、アプリケーションが作成した、設定やローカルファイルは、/data/data/jp.co.taosoftware.hogeに保存されるのでこれらも消すと良い。 消し方は、後述するshellを用いる。 2009/3/6加筆 最新のSDKでは、adb uninstall jp.co.taosoftware.android.hoge といったコマンドでアンインストール可能です。 shell起動 #adb shell エミュレータにrootとしてログインをする。 ログインをするとunixの見慣れたディレクトリを見る事が可能 cd ls ps 等の代表的なコマンドが使用可能(/system/bin参照) sqlite3コマンドを用いてDB捜査が可能 /dataディレクトリが書き込み可能 PCからのデータのコピー PCからエミュレータへのコピー、または、エミュレータからPCへのコピーが可能 #abd pull /data/foo.txt#abd push hoge.txt /data/hoge.txt 注意点としては、/data ディレクトリのみ書き込み権限があるので/dataディレクトリに対して操作を行うこと 以下に /system/binのls を記載する。

Android エミュレータをiPhone風にしてみる

イメージ
Skinデータを、C:\android\android-sdk-windows-1.0_r1\tools\lib\images\skinに配置して自分用のスキンを一度作ってみるかと考え、作るならiPhoneでしょと思ったわけだが、作る前にぐぐってみる。 あたりまえだといえば、あたりまえだが、作っている人いました。 http://www.anddev.org/emulator_iphone_skin_-_qvga-hvga_landscape-portrait-t109.html インストール方法 すきなスキンをダウンロード 元のフォルダ(HVGA-P等)を、HVGA-P_orgにリネーム ダウンロードしたzipファイルを解凍、スキンフォルダに置く(HVGA-P) 以上で、コマンドラインからも、eclipseからも実行できます。 ちなみに、私のすきなスキンは、QVGA-P Share on Tumblr Tweet

Android エミュレータ

イメージ
Android SDKに付属するエミュレータについて エミュレータのドキュメント に総て書いてあるのだが、4つのスキンが用意されており、コマンドラインオプション -skin で変更可能 HVGA-L (480×320, landscape) HVGA-P (320×480, portrait) (default) QVGA-L (320×240, landscape) QVGA-P (240×320, portrait) Eclipseからは、Run Configuration等のダイアログで変更が可能 4つと思ったら、「HVGA」が追加されている。ドキュメントに記載されておらず、ぐぐってもそれらしき情報がないので簡単に調査をしてみるが… HVGA C:\android\android-sdk-windows-1.0_r1\tools\lib\images\skins\HVGA\layuoutファイルより 幅320、高さ480となっており、HVGA-Pとまったく同じ、ざっとみた感じ、キーボード用のグラフィックが別ファイルに分離されている程度 調べても現時点では、あまりメリットがないため調査するのをやめました。 (スキンを作ってみる気になった時に調べてみます) 以下スキン画像一覧