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11月, 2013の投稿を表示しています

求人募集致はじめます。

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先日こっそり、 タオソフトウェア採用情報のページ をバージョンアップしました。 アンドロイドの受託開発を中心にプロラマ主体の会社としてやってきましたが、セキュリティに関する業務が増えてきたり、なんだかデザイナーさんと一緒に仕事をする機会が増えたり、英語メールがバンバン飛んできたりと、色々と業務が広がってきました。 そこで、アンドロイドプログラマだけでなく、もっと幅広く人材募集をすることにしました。 普段も随時求人募集はしておりますが、積極的に求人を致します。 もちろん、プログラマの方も募集しております。ご興味のある方は是非ご連絡ください。 詳細につきましては、 タオソフトウェア採用情報のページ をご覧ください。

Android4.4(KitKat)に対応したtPacketCaptureを公開しました

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非root端末でパケットキャプチャが可能な tPacketCapture/tPacketCapture Pro がAndroid4.4(KitKat)に対応しました(アプリver. 1.6)。 今回はAndroid4.4に対応する上で、修正の必要があったメディアスキャンの方法などについてまとめてみます。 その前に、そもそもtPacketCaptureって?? tPacketCaptureとはAndroid OS 4.0(Ice Cream Sandwich)から提供されているVpnServiceを利用して端末の通信内容をキャプチャするアプリです。既存のパケットキャプチャアプリでは必須とされていたroot権限を取得していない端末であっても通信データをキャプチャすることが可能です。 キャプチャデータ(pcapファイル)はSDカードまたは同等の外部記憶装置に保存されます。

Mobogenieを脆弱性検知ツールにかけてみた。

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アンドロイドで特定のサイトを開くと、アプリがダウンロードされるという噂を昨日聞いていたのですが、ふーんなんかの間違いじゃない??と思ってスルーしていたら、朝電車のってたら、ダウンロード許可・不許可ってダイアログが出てきて!!まじですか!これまずいでしょ!こんな事する人いるんだ!というかんじでカットして、ダウンロードしました! 普通の方は、OKを押してダウンロードしないでください。またダウンロードしてしまった後インストールもしないでください。 私自身インストールするのは怖いので、そのまま脆弱性検知ツール Tao RiskFinder にかけてみました。 このアプリがどのようなアプリなのかは、ウイルスチェック系の会社さんが、解析をして発表があると思いますので お任せするとして… あー致命的な脆弱性が2つ発見されました。 わざと他のアプリからのアクセスを許していたりするかもしれないので、なんともいえませんが 警告も思ったよりすくないかんじで、ちょっとつまらない結果となりました。

Android 4.4 パミッションの変更

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Kitkat Android 4.4 (API Level19)でのパーミッションに関する変更は、Googleの公式ページ Android 4.4APIs( http://developer.android.com/intl/ja/about/versions/android-4.4.html#Permissions )に記載があります。 上記解説ページではApp Permissionの説明として3種類の追加されたパーミッションと先日の記事「 KitkatのREAD_EXTERNAL_STORAGEと外部記憶領域 」で記載した、READ_EXTERNAL_STRAGEとWRITE_EXTERNAL_STRAGEに関する事項が説明されていますが、追加だけで変更になった物、削除になった物の記載もありません。また密接に関連するGoogleのアプリのパーミッションに関しては記載されておりません。Nexus5も手元にありますし、ソースも今回は同時リリースされましたので、Android Framework以外の部分も含めて、追加、削除、変更になったパーミッションを説明したいと思います。

Android:KitkatのREAD_EXTERNAL_STORAGEと外部記憶領域

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KitKatで外部記憶領域の一部の読み書きがパミッションなしでできるようになりました。 また、READ_EXTERNAL_STORAGEも正式対応となりました。 そんな領域のお話です。 外部記憶領域 アンドロイドでは、画像や動画、音楽等の大きなファイルの保存領域として、外部記憶領域が存在します。外部記憶領域の代表的な物はSDカードですが、SDカードは抜き差し可能なため、アンドロイド内でファイルのアクセス制御をしたとしても、SDカードを端末から抜きPCに持っていくとアクセス制御ができなくなります。このためアンドロイドでは外部記憶領域の暗号化機能等も用意されましたが、最近ではメモリの単価が安くなってきた事と安全性を高める方向により、SDカードは用意せずに、内部メモリ内に仮想的な外部記憶領域を持つ端末が多くなってきています。 アプリケーションが外部記憶領域を使用する目的は2つあります。 アプリケーション間でデータを共有する目的 アプリケーション自身のみが使用するサイズの大きなデータを置く目的

Android 4.4 KitKatの概要ビデオ

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本日Android 4.4 KitKatがリリースされました。 すごくユーザに訴求するような機能はありませんが、開発者としては色々変わっているなぁという印象です。 今回はOSのバージョンアップ、Nexus5の日本での販売(買いました)、ソースコードの公開と全て同時となり、色々と調査もはかどるのですが、それだけに「実機がないからまだわからない」とか言えないのが、つらいところです。 いつも、公開される資料は英語であり、翻訳されるのを待ったり、自分で英語を読んでいく必要があるのですが 今回は日本語の解説ビデオが用意されております。 一般ユーザ向けではなく、開発者向けなので、最初に概要をつかむのに非常に助かります。 20分間で大体わかるような構成になっていますので、時間のない方はこれを見ておけば取りあえず良いと思っています。是非次回も作成してくれることを願ってます。 ビデオを見てもらうと分かりますが、機能毎にビデオが用意されています(まだ見てないけど)。そちらもお勧めです(多分)