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島へ移住の話【光回線】

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こんにちは。 タオソフトウェアの杉山です。 IT系のお仕事をされる方のほとんどの方がインターネット回線を重要視されると思います。 私は大島へ引っ越すことが決まった際、家を探す際に「フレッツ光が使えるかどうか」を重要視しました。 「他の固定通信事業者は候補にないの?」と聞かれたことがあるのですが、私はDHCPサーバ、DNSサーバやゲートウェイサーバ(ルータ系全般)を別の場所に置いておき、フレッツ光のNGN網内にて拠点間接続で繋ぎ利用しているためです。幸いなのか分かりませんが、大島ではフレッツ光以外の光回線は使えないようで助かりました。。。(この記事を書いている2022年7月14日の時点で、フレッツ光以外の光ファイバーを利用する他の固定通信事業者のサービスは使えません。) 固定通信事業者に選択肢がないことで通信速度が遅いなどと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、少なくとも伊豆大島はかなり速い速度が出るうえに、開通も早いです。 光回線を本土に設置する場所で開通する工事を申し込んだ場合「現在工事の予定が混みあっており、お時間いただいております」というのがよくあるパターンだと思いますし、フレッツのサポートセンターでも最初に言われました。しかし伊豆大島へ移転することを伝えるとサポートセンターでは対応しきれないようで、「伊豆大島の工事担当者からお電話します」と言われ、折り返しの電話待ちとなりました。 「ひょっとして島だと何かあるのかな」と思っていたら、その後かかってきた電話で「今週は厳しいのですが、来週ならいつでもOKです。可能でしたら、設置場所の屋外の工事までは事前に行ってもよろしいですか?」と言われ、「すぐに引けるの!?」という感じでした。 大島へ引っ越してきた日の午後1時ごろから屋内工事が入り、色々あり局舎側の工事し直しがあったものの、15時30分には通信が使えるようになりました。開通工事もスループットも「はやい」ので、とても驚いています。(契約するISPによりインターネットに出る際の通信速度は左右されると思いますが、フレッツNGN内の通信速度は常時、非常に早いことを確認しています。) ベストエフォート100Mbpsで契約している拠点で、 ONUとパソコンを直接繋ぎNGN内の速度計測をした結果。   ダウンロードの速度が73.5Mbpsと出ていますが、これは他のフレッツ

島での生活の話

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こんにちは。 タオソフトウェアの杉山です。この記事は伊豆大島から書いています。 1年前から「地域活性化起業人」という総務省の制度を用い、大島町役場さんにて「ITに関する助言を行う」というお仕事をさせていただいております。 このブログカテゴリ「地域活性化」では主に伊豆大島へ引っ越してきたときの話から、現在の生活がどんな感じなのかというのを書いていこうと思っています。 島とはいえ、伊豆大島は調布へ飛行機で30分ぐらい、東京竹芝(浜松町)へはジェット船で1時間45分ぐらいで行ける、一番都心に近い島なので、他の島とは全く事情が異なるところが多いかもしれません。(さらに伊豆大島は本土との船便が多い) それでも島へ引っ越しするとなると伊豆七島の場合はNTT東日本が提供するフレッツ光に限られますし、宅急便などの荷物は船での輸送が必要です。次の記事ではまず光回線に関することから投稿していこうと思います。 また私が島でお仕事させていただくことが決まったときには、よく「ワーケーション」というキーワードを耳にしていましたので、徒然とこのあたりを中心に更新していこうと思います。よろしくお願いいたします。 遠くから見た大島町メモリアル公園です Share on Tumblr Tweet