Symbian 開発環境構築(その1)
Symbianの開発環境を作成する際のメモ。
Symbianのネイティブアプリの開発環境として、NokiaがIDEを公開しています。
Carbide.c++というものなんですが、Eclipseをベースとした開発環境で、
ダウンロードは以下のページから行うことが可能です。
Forum Nokia – Carbide Development Tools for Symbian OS C++
なお、4つのEditionがありますが、このうち無償で利用できるのは、Expressになります。
※ダウンロードしたインストーラにはすべてのEditionが含まれており、インストール時にどのEditionにするのか、選択する形です。
ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラが起ちあがるので、進めてください。
最後まで進めると、ActivePerlとSDKのリンクがブラウザに表示されます。
開発環境を構築するためには両方必要ですので、ダウンロードしてください。
ここで気をつけなければいけないのは、どのSDKを使うかということです。
今年の6月、Symbian Foundationが設立され今後は統一プラットフォーム化されるようですが、
現状では、大きく分けて3つに分類されます。
- MOAP(S) ・・・ ドコモ
- S60 ・・・ Nokia
- UIQ3 ・・・ UIQ
で、MOAP(S)を使いたいのですが、現状ではSDKが公開されていません。。
しょうがないので今回はS60を利用することにして、リンクよりダウンロードしました。
ダウンロードしたファイルは、zipで圧縮されているので解凍します。
解凍した中に、setup.exeがあるので実行してください。
これで、開発を行うための準備完了です。
使ったもの
・Carbide.c++ Express (v1.3)
・ActivePerl (5.6.1.635)
・S60 PlatformSDK (S60 3rd Edition, Feature Pack 1.)
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