Android パケットキャプチャアプリをDropBoxと連携できるようにしました
「tPacketCapture」はroot権限を必要としないパケットキャプチャアプリです。
自分のアプリがセキュアに通信を行えているかの確認や、バックグラウンドで怪しい通信をしていそうなアプリを見つけることが可能です。
先週のアップデート(非root端末で動くパケットキャプチャアプリtPacketCaptureを高速化(当社比3倍)しました)に続き、またまたアップデートのお知らせです!!
tPacketCaptureはキャプチャデータをSDカードにデータを保存しますが、その際Androidの作法に則って[/mnt/sdcard/Android/data/パッケージ名/files]ディレクトリにデータを保存しています。
しかし、このディレクトリはパスが深いこともあり「SDカードからデータをPCに転送するのが面倒くさい(;´Д`)」というご意見をい頂いていました。
そこで今回、より手軽にPCにファイル転送が行える機能を追加してみました!!
v1.2のアップデート内容
今回のアップデートではキャプチャ結果をGmailやDropboxに共有する機能を追加しました。
これにより、キャプチャ結果をワイヤレスでPCに転送できます!!
キャプチャ結果の共有について
一つ前のバージョン(v1.1)までは、キャプチャ結果をPCに転送してWiresharkなどで解析しようとした場合、端末とPCをケーブルで接続する必要がありました。
今回リリースしたv1.2では共有ボタンでファイルリストを表示し、選択したキャプチャ結果をGmailに添付することができます。
また、Gmailの添付ファイルのサイズ上限は20~25 MBとなっています。
キャプチャ結果は意外とファイルサイズが大きくなるので、そんな時はDropboxを利用するのが便利です。
端末にDropboxアプリがインストールされていれば、ファイルリストからファイルを選択した際にDropboxも選択肢として表示されます。これで、Gmailの貼付ファイルサイズ制限を気にしないでも大丈夫ですね!!
アプリの詳細について
アプリの詳細は以下のページをご確認ください。
tPacketCaptureのページ
今後の予定
今後も処理速度の向上の他、機能追加なども行なっていく予定です。
アプリに対するご要望などは@tao_gakuまでご連絡ください。
ダウンロード
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