Android ソフトを公開する時にやるといい事
Docomoの HT-03Aが7月10日に発売されました。タオソフトウェアでは、Android Marketに7本のアプリケーションをアップしていますが、日本のユーザによるダウンロードが始まり、どんな意見が聞けるのか楽しみにしています。
そこで、今までのアプリケーションに対するバージョンアップをすると共に、Android Market上で日本で作成されたアプリだとわかるように、”日本語版”というフレーズを入れました。
何故日本で作成されたアプリかを明確にするのか
窓口が日本で日本語で対応できるということは、非常に重要です。気軽なコメントや機能改善の要望等も出しやすいですし、英語で書かれたわけのわからない使用許諾書に同意する必要もありません。
AndroidやiPhoneは世界が市場であるといわれますが、作り手としては日本の方に使ってもらって喜んでもらいたいですし、日本のユーザからのフィードバックをもらえるということは大変うれしいことです。
私自身も日本で作成されたソフトウェアを使いたいですし、日本独自のネットワークサービスと連携したソフトウェアを使用したいです。ソフトを作成される方は日本語でやり取り出来き、日本で作成されたソフトだよということを明確にしてもらえるとうれしいです。
そこで、Android Marketにどのように登録するのがベストなのか調べてみました。
ソフトウェアの日本語化手順
- アプリケーションを日本語へローカライズする
jaリソースを付加して日本語化します。jaリソースを付加するとプログラムで使用しない物を付加するわけで、少し気持ち悪い(2つのバイナリに分けたい)気にもなりますが、経験上わけない方が良いと思います。文字列リソースですからサイズは大したことはありません。ほとんどローカライズする必要がない場合でも是非つけて欲しいです。ソフトウェアに対しての安心感や信頼感が増大します。
またAndroid Marketでも日本語リソースを持っていることを認識しますので、今後Android Marketで何らかの変更が加わった時にも自動的に対応できるようになると思います。 - Android Marketの説明を日本語化する
Android Marketにて、日本語の説明を追加できるようになりました。英語版のみをリリースしていた時は何も考えずに説明文を入力していましたが、日本語版のアップに関しては気をつける点があります。
- Android Marketに表示される日本語タイトルの最後に”日本語版”と付ける
Android Marketには多くのアプリケーションがあります。自分で作成したソフトでも一覧から探すのは困難な状況となっています。
検索で一致しやすいように色々と考えた結果タオソフトウェアではこのようにしました。
Android Marketの検索ルール調査
検索機能を使っていると、何故一致しないのか、不思議になる事が良くありますので、Android Marketの検索ルールがどのようになっているのか調べてみました。
- 日本語と英語の両方の説明が書いてある場合は、日本語環境のユーザが検索した時は、日本語の説明のみから検索される
- 英語だけ説明が書いてある場合、日本語環境のユーザが検索した時は、英語の説明から検索される
- タイトルは完全一致のみする。従ってスペース付きのタイトルを設定した場合、スペース付きでの完全一致文字列を入力しないと検索結果が出てこない。(例外はあるようだが、スペースは付けない方が良いでしょう)
上記3を調査している途中で、色々と例外が出て、ルールを見つける事ができませんでした。
Android Market自体のルールも今後予告なしに変更が加わる事が予想されるので、これ以上の調査は断念しました。
はじめに戻って、やりたい事を再度考えてみると、一覧画面で、日本語で動作するソフトという事を分かるようにしたい。検索で”日本”と検索すると出てきてほしい。という2点であるとまとめなおし、再調査をしました。
結果タイトルに、”日本語版”と付加すると上記2つの条件を満たす事がわかりました。
ソフトウェアを公開されている方へ
前述したように、私自身も日本でどんなアプリケーションが作成されているのか知りたいですし、多くの方に使って頂くためにも、タイトルへの”日本語版”の表記は有効だと思います。是非付けて頂けたらと思っています。
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