トヨタアプリ デベロッパーサイトにアカウント作ってみた。

本日トヨタから、「トヨタ自動車、新テレマティクスサービス「T-Connect」を発表」というニュースリリースが発表されました。
色々書いてありますが、ぶっちゃけ、カーナビ用のマーケットがオープン。そのマーケットにアプリを登録できる!って事で、昔携帯電話に自分が作ったソフトを載せたいと思ってもできなく悔しい思いをしてましたが、スマートフォンに変わったことで自由にアプリを入れられることができて、「これ、とうちゃんが作ったソフトだよ!」と子供に自慢する事ができましたが、それの車版!

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残念ながら、現在法人しか開発者登録する事ができませんので、面白いなぁと思っても登録できない方も多いと思いますので、どんな感じかをレポートにしたいと思います。
(どうしてもやりたいという方は、嘆いてなくても色々手はあると思います。1円法人作ったり、タオにしゅうしょく…)

デベロッパー登録

先のニュースリリースのページからもリンクが張ってありますが、トヨタアプリ デベロッパーサイトの新規登録から始めます。あと2014年12月末までは無料で、通常は5万/年だそうです。(あれ、もしかして1年目無料で2年目5万円いるのかな?)
アカウントの入力フォームも特に注意することは、ログインIDにアンダーバー使えないぐらいで、普通にサクサク、無駄な項目もなく簡単に登録可能でした。法人前提なので、担当者欄があるのがいいです。良くある開発サイト登録では、開発者一人一人で登録するのか、会社として1つ登録すればいいのか謎な所がありますから…

登録が終わると、登録した担当者メールアドレスに、メールが届くらしいのですが、まだ4時間ぐらいしてもまだ届きません!自動で処理できるレベルの物ですが、もしかして最初だから人が介在していて遅いのかな?と思ったり、初回メールアドレス書き間違えたので2回申請したりしたのですが、そのせいなのか!はまった?!とドキドキしてますがやることないので利用規約読んでました。

利用規約

ちゃんと読むと、サイトの方針とかわかるので、良く読んでおくといいのですが、「アプリストアサービス利用規約」となっています。んーデベロッパーとしての規約じゃないのかーと思いつつ読んでみたのですが、色々書いてありサービス内容が読み解けてきました。

サービス提供者は、正式にはトヨタではなく、トヨタメディアサービス株式会社
ストアというのは、以下の4つを纏めた総称

  • T-Connectアプリストア
  • レクサスアプリストア
  • T-Connectアプリカタログ
  • レクサスアプリカタログ

レクサスは別物!別物!

利用料金

デベロッパー登録料 : \50,000/年
企画審査料 : \10,000/1アプリ
※初回のみ。以降のバージョンアップでは発生しません。

アプリ検証料:車載機アプリ(初回):\50,000/1アプリ
アプリ検証料:車載機アプリ(バージョンアップ):\10,000/1アプリ
アプリ検証料が何を表すのか、まだ良くわかりませんが、この金額だと作るのは基本有料アプリになると思います。

設備の貸与
弊社の所有する機器等の設備(以下、設備といいます)を、必要に応じてデベロッパーに無償貸与しますとあります。最長2週間、1デベロッパー1台(車?車?レクサス無償貸与?w)

ユーザ情報の取り扱い

  • 1 デベロッパーは、弊社より、本アプリストアにおけるユーザーに関する、一切の情報の提供を受けられないことに、承諾するものとします。
  • 2 デベロッパーは、弊社の事前の同意を得ることなくアプリを通じて知得したユーザーに関する一切の情報を、アプリ以外に使用せず、また、第三者に開示、漏洩しないものとします。

ターゲッティング広告は今の所できない?できる?微妙…

収納

手数料: 代行決済の対象となる情報料の20%
ユーザから収納できた日の翌月末締入金(イイネ!)

機密保持契約

1 デベロッパーは、弊社の事前の書面による承諾なくして、本サービス利用契約の履行に関して、弊社から口頭または書面を問わず開示されたアイディア、ノウハウ、発明、図面、写真、仕様、データなどの弊社の技術上、営業上、業務上の一切の情報(以下、総称して「秘密情報」といいます)を、アプリの提供以外の目的に使用せず、また第三者に開示、漏洩してはならないものとします。

良く受託開発をする時の機密保持契約のよくある内容になっています。これってsdkの内容調べて解説するとかokなんでしょうか?利用規約後半の方にも機密保持関連の記載があるのですが、利用規約長すぎて力尽きていまいち読み取れませんでした。できたらその辺り明確にしていただけるとうれしいです。

その他、雑多な事

法人は日本国内の法人のみ(最初だからかな?)
ストア以外の決済サービスを利用する場合(独自決済はだめ)
エロはだめ(まあ、だめでしょ)
アプリ申請には、アプリ企画書が必要
公開するアプリの利用規約をつくらないといけない
何かあった時の裁判所は、名古屋地方裁判所!

アプリストアサービスキャンペーンの実施

  • 2014年6月18日~2014年12月31日
  • デベロッパー登録料無料
  • 有料アプリの「収納代行手数料」を、1アプリ1ダウンロードにつき、販売額の「10%」
  • (マーケット開始より1年間)

その他関連情報

トヨタの車載機実行環境とアプリ開発環境にIBMソフトウェアを採用

SDKの開発もIBMで行われたそうです。でIBM Lotus Expeditor for Automotiveが採用されてなんたらと書いてあるけど、このExpeditorの機能のどこからどこまでが、トヨタスマートセンターの機能で、どこがアプリデベロッパーの機能かよくわかりません。
Lotus Expeditor自体は、2006年11月にV6.1発売とかの概要記事を見つけましたが、IBMらしすぎるパワポで難しくて、価格だけ見てみるとクライアントライセンスで14200円、サーバライセンスが429000円とかの数字が見えました。(そういえば、Lotusマスター?が知り合いにいたなぁと思い出したり)、実際こんなところまで調べる必要はないんでしょうが…
日本IBM、トヨタの新テレマティクスサービスに組込みソフトを提供この記事が少し分かりやすく整理しているのかなーという感じです。デベロッパー登録が12月までは無料でその後は5万円というのもこのあたりの製品ライセンスがからんでるんでしょうか?もしくはデベロッパー集めのために期限制限しているのかちょっと判断がつきませんが…

 そして

メールが届かないので、デベロッパーサイトにログインできないので、書く事なくなりました。
ダウンロードして、ほげほげすれば色々わかって面白んですが…
とりあえず、GOOGLE I/Oまでに、いじらないと遊ぶ時間がなくなります。

 


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