Android sharedUserIdの使用
先日の記事Android ContetProviderを非公開にする方法にてSharedUserIdの話が出ましたので、SharedUserIDの設定の仕方です。
Androidでは、アプリケーション毎にユーザIDが割り当てられますが、sharedUserIdの機能を使用すると、異なるアプリケーションに同じユーザIDを割り当てることが可能です。
同じSharedUserIdにするとアプリケーションで作成たファイルのオーナーが同じになりますから、作成したファイルはお互いに読み書き可能になります。
同じユーザIDを割り当てるには以下の条件が必要になります。
1 証明書が同一のものである
2 AndroidManaifest.xml内で同じandroid:sharedUserIdを指定している
これらの条件を満たしている場合、アプリケーションをインストールした際に同じユーザIDが割り当てられます。
AndroidManifestにsharedUserIdを指定する例
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><manifestxmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"package="jp.co.taosoftware.android.test1"android:versionCode="1"android:versionName="1.0"android:sharedUserId="jp.co.taosoftware.android.test"><uses-sdkandroid:minSdkVersion="10" /><applicationandroid:icon="@drawable/icon"android:label="@string/app_name"><activityandroid:name=".STest1Activity"android:label="@string/app_name"><intent-filter><actionandroid:name="android.intent.action.MAIN" /><categoryandroid:name="android.intent.category.LAUNCHER" /></intent-filter></activity></application></manifest>
なお、sharedUserIdの指定時は以下点に注意する必要があります。
1 ひとつ以上の「.」が必要
2 第三者のアプリケーション等が指定しない名前を付ける
従って、パッケージ名と同様、自社のドメイン情報を利用することが通例です。
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