Apache2.2.2をVitualC++ 2005 ExpressEditionでコンパイル

ApacheのモジュールをWindowで開発、デバックするために、Apache2.2.2をVitualC++ 2005 ExpressEditionでコンパイルし、デバック実行するまでの環境を作ってみました。
その手順を纏めます。
SSLに関しては、今回は使用しないのでコンパイルしてません。

1.VisualC ++ 2005 ExpressEditionのダウンロードと環境設定

  • VitualC++ 2005 ExpressEditionインストール(http://msdn.microsoft.com/vstudio/express/visualc/)
  • PlatFormSDK インストール
  • 設定変更 http://msdn.microsoft.com/vstudio/express/visualc/usingpsdk/

2.Awkをインストール(Apacheコンパイル用)

  • http://cm.bell-labs.com/cm/cs/who/bwk/からウインドウズ用のバイナリを取得
  • パスの通っている所にリネームしてコピー ( copy awk95.exe C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Bin\awk.exe )

3 Apache2.2.2のコンパイル

  • http://httpd.apache.org/download.cgiから、Win32 Source: httpd-2.2.2-win32-src.zip ダウンロード
  • Visual C++ 2005 Express Editionで httpd-2.2.2\apache.dswをオープン(プロジェクトコンバートは、All YES)。すぐに終了させ、apache.slnを作成する。
  • apache.slnをクリックして、Visual C++ 2005 Express Editionを開く
  • ソリューションエクスプローラ(左縦に表示されている部分)で以下のプロジェクトをアンロードする(下記で使用するライブラリを別途落としてこれば、アンロードの必要はない)
    • mod_ssl
    • mod_deflate
  • ビルド
  • ゜゜゜゜゜-y(^。^)。o0○ ぷはぁ-
  • c:\apache2\ディレクトリにコンパイル結果が格納される。

4.動作確認

  • コマンドラインから、c:\apache2\bin\httpd -f c:\apache2\conf\httpd.conf でhttpdを起動
  • ブラウザから、http://localhost/へアクセスをする。It works と表示されればOk

5デバック実行

  • httpdプロジェクトのプロパティを開き、構成プロパティをのCommand ArgumentsとWorking Directoryを変更する。
    • Working Directory – c:\apache2\bin\
    • Command Arguments – c:\apache2\conf\httpd.conf
  • httpdプロジェクトのmain.cの頭にブレークポイントを設定
  • デバック実行
  • ブレークポイントで止まれば完成

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